ゾーンとポケモンカード
2010年10月8日 ポケモンカードゲーム コメント (11)自分の思い通りに試合が流れていって、体の調子もよくて、すべてがうまくいく、調子がよくて、相手に負ける気がしない。
早く試合がしたくて、こころも体もウキウキ、ワクワク。
そんな経験をしたことがありますか?逆に調子の悪いときにはすべてにマイナス思考で、試合をやめてしまいたくなったりしますよね。
なぜそんなふうに考えてしまうのでしょう?調子のよいときにはそんなこと考えもしなかったのに・・・。
調子が悪かったときのことを冷静になって振り返ってみると、いろいろと余計なことをしていたり、普段どおりでない行動をしていたりします。でも、どうしてそんなふうになってしまったかはわからない。
一方でものすごく調子がよかったときのことを考えても、ただ気がついたら試合が終わっていた。何にも考えてなかったからあっという間に試合が終わっていて、気がついたら勝っていた。これらの原因は自分のそのときのこころの状態を把握する方法を知らないでやみくもに試合に臨んでいるからではありませんか?
<ゾーン>の状態
調子がよいとき、「絶好調!」と人が感じるときには「ゾーン」という状態に入っているといいます。
緊張感は高くもなく、逆に低くもなく、程よい状態に保たれています。
試合に夢中になっていて、とてもワクワクして、さらに気持ちは強く集中しているような、まさに理想的状態です。
<あがり>の状態
あがっている、とよく言いますね。競技場に立てば、誰でも緊張するものです。
しかし、適度な緊張感を越えてしまうと「過緊張」の状態になってあがってしまいます。
あせったりオロオロしたり、体もカチコチになってきます。
<さがり>の状態
逆にさがっている、とはあまり言いませんが、試合場に来ているのに今ひとつ気分がのってこないとか、闘争心がわいてこないとか、さらには色々なことが気になって注意散漫になってしまったりしたことはありませんか?
果てはおじけづいたり、やる気をなくしたりして、試合をするのが嫌になってしまう。それが「さがり」の状態です。
某サイトから引用。
ゾーンとは、試合に夢中になっていて、とてもワクワクして、さらに気持ちは強く集中しているような、まさに理想的状態 のことを指します。
マラソンならランナーズハイという状態があることは有名なのでご存知な方も多いと思います。
このことについて思ったことを少し書きます。
自分もこの現象に遇ったことがあります。舞台はWCS2010@LCQ。
2回負けてしまい、後が無くなった最終戦。
相手の猛展開から徐々に押されるこちらとそのポケモン達。
ある時、こちらのリカバリーが遅れ、前のポケモンを倒されると負けに等しい状況になりました。
そのとき。
相手のトラッシュ、サイド、手札の枚数確認はもちろん、自分は普段しない、山札の枚数まで確認していました。相手のポケターン、ワープポイント、ワタッコラインの枚数や、予想できる枚数までも。
こちらはそれにあわせて、使用するサポーターや後の手を読んでいました。
結果は負けてしまいましたが、普段の自分からは予想も出来ない良いプレイが出来ていたと思います。
後半は大きく読みをはずしましたが、自分の読みをしたプレイのことが書いてあったので引用します。
それと、たねぱぱさんの記事にもそれらしい記事があったので勝手に引用させていただきます。
ここで長考。日本で組んでいたときはワタ3ラインで、相手はたぶん3ラインと予想。相手は通信3、ジャスボ1などたくさんサーチ系カードを使っていてメンテも1枚使っていたので、もうワタは立たないと予想。
(ちなみにそのときの場はダメ乗ったゲイン付きガブCX,ベンチに何も付いてないガブC、アグノム、クロバ。
相手はワタッコ×2、ネンド×2、クロバ、レント。)
自分のハンドにはターン、スージー、ミズキ、サーチャー、それと2個玉などが。
理想は、ゲインとガブCを手に加えること。そうすればいぶきを使って回復、ターンバイツとダイブで2枚取りが出来る。さらにターンがあればクロバを戻してベンチを削ってダメージを減らせる。(スプレーは2枚しか使っていないが、SP3匹でけん制をかける意味はないと思ったので、ハンドにもスプレーがなかったので)
しかし、ミズキではガブしか引けないし、ユクシーを持ってきてもベンチが増えてします。
ということで、しかたなくスージーを使って引いてみる。
引いたのは・・・ポケターンだけorz
ターンバイツでワタッコを倒す、ターンでガブCXを戻してベンチのガブでダイブ。ワタッコを1ターンで2匹落とすことに成功します。
しかし・・・
相手「ハネッコ時空ポポッコ時空ワタッコエネで^^」
自分「(;∀;)ナンデデテクルンダー」
相手「それは4ライン入っているからです キリッ」
文が乱れているのでわかりにくいと思いますが、相手のワタッコが立つ確率をかなり真剣に読んでいたと思います。
たねぼーのターン。相手のバトル場はギャラ。ワーポで相手のクロバGを引きずり出して、こちらワタッコ。〔みんなでアタック〕を宣言すれば残りサイド1になるのに、娘、ワザの宣言をしようとして手が止まります。彼女はそのとき、「ざわっ」としたようです。少々考えた後、何故かワタッコで殴らず、アグノムを生贄に出してしまいました。私を含め、観戦していた全員が「何で???」となっていたのは言うまでもありません。
このとき、
・ランドシェイミXが立っていて、ワタはノーダメージ(残りHP130)
・ワタが3ライン落とされていて、回収手段は山札のクロツグのみ
・相手のギャラには帯が付いていない
という状況。
娘は、ここでクロバットGを倒せば、レスキューとポケターンを使ってPP〔フラッシュバイツ〕×2と帯付き〔テールリベンジ〕の合計13点でワタッコがやられてしまい、次にワタッコが立つ可能性が低いので、そのままギャラにやられてしまう、と考えたみたい。山札にワタラインが無いことはもちろん把握できる情報ですが、相手の手札の状況なんて正確には分かんないはず。普通ならばクロバGを倒すのが正着手だと思うのですが・・・相手の手札には何と、帯、レスキュー、ポケターンが!! これを見て、私は驚愕しました。この時、娘の目には、見えないものが見えていたようでした。当然ですけど、私や他の人からのブロックサインなんか出てませんよ。
これはたねぱぱさんの娘さん(以下たねぼーちゃん)の、WCS2010の決勝トーナメント1回戦での出来事です。
。〔みんなでアタック〕を宣言すれば残りサイド1になるのに、娘、ワザの宣言をしようとして手が止まります。彼女はそのとき、「ざわっ」としたようです。少々考えた後、何故かワタッコで殴らず、アグノムを生贄に出してしまいました。私を含め、観戦していた全員が「何で???」となっていたのは言うまでもありません。
この時、娘の目には、見えないものが見えていたようでした。
これは、たねぼーちゃんが、ゾーンの状態になっていたのではないでしょうかと考えられると思います。
後の記事や、コメントのところにも
『いつもの娘とは違うプレイをしていた』
と書かれているので、おそらくゾーン状態になっていて、普段とは違うプレイが出来たのでしょう。
ジュニアながら、本当にすごいですね。自分も一度対戦してみたいです、ゾーン状態のたねぼーちゃんと。
【なんだか日記の構成がよくわからなくなったけど、思ったこととまとめ】
つまり、ポケモンカードにも真剣勝負の世界があることを言いたいです。
緊迫した雰囲気で、負けられないという概念を抱きながら戦うときにでる【ゾーン】の状態を是非味わってほしいと思っています。ネタデッキで遊んだり、話をしながら対戦するのももちろん良いとは思いますが、真剣に対戦することも、それはそれで楽しいと思います。もちろん、自分はこっちに引かれて7年間やってきましたよ。
【感想】
お後が大変よろしくないですが、具体例を含めて色々書けたかな、と思いました。
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コメント
冗談はさておき、わしの知ってる【ゾーン】ってのとはちょいと違うなー。
なんかの新聞で読んだんだけど、ぶっちゃけると
「もう思考ぶっ飛んで何やってるのか自分でもわかんないけどスッゲーやべープレーができる」みたいな感じだった。
まぁ、言ってることはたいして変わらんか。
でもやっぱ、カードとサッカーじゃ違うんだろうな。
思考がぶっ飛ぶじゃなくて思考力が一時的に強まったといったほうが的確かな。
まだひとつの記事しか読んでないから、その記事があっているかとかわからないけど、まぁこんな感じであると察しでくれればそれでいいと思った!
あとはggってNE!
たねぼーちゃんのこれからの活躍に期待ですね!
高3最後の試合でヘトヘトになった相手を笑いながら抜かしてやったのを思い出したぜ。
なぜか楽しくなるんですよね、そういう時って。うむ、ニンゲンって面白いのぉ。
よろしくお願いしますw(●・v・●)
相互リンクしました。よろしくお願いします。
>ゆうさん
普通に生活していたらこんなことに遭遇することはまずありませんからね…
>みずいろさん
そうなんです。センセーはゴルフの話を例として話してました。石川遼さんも体験したことがあるかもしれませんね。
>鼎さん
こちらこそよろしくです~。